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建設業退職金共済制度(建退共制度)とは

建退共制度の概要

建退共制度とは、建設業で働く従業員のための、簡単で有利な退職金制度です。建設業を対象に、「中小企業退職金共済法」という法律により、国が作った制度です。

建設業を営む事業主の方が、対象となる雇用者の方々の共済手帳に、働いた日数に応じて、掛金となる共済証紙を貼り、その方々が建設業で働くことをやめたときに、独立行政法人勤労者退職金共済機構・建設業退職金共済事業本部(建退共)から退職金が支払われます。

中退共制度のように一社を退職するときに支払われるのではなく、その業界で働くことをやめたときに退職金が支払われます。言うなれば「業界の退職金制度」です。

契約できる事業主

建設業を営む方なら総合、専門、職別あるいは元請、下請の別を問わず契約できます。

また、専業・兼業、許可を受けている・受けていないにかかわらず契約できます。

加入できる従業員

対象となる雇用者の方々なら、職種(大工・左官・とび・土木・電工・配管工・塗装工員など)にかかわりなく、また、日給・月給にもかかわりなく加入できます。

一人親方も、任意組合をつくるか、任意組合に加入すれば加入できます。

建退共に加入する6つのメリット

  1. 安全確実かつ簡単
    退職金は、国で定められた基準により確実に支払われます。
    また、手続きはとても簡単です。
  2. 通算制度
    雇用される事業主を変えても、それぞれの期間全部が通算されます。
    雇用される事業主が建退共に加入している場合に限られます。
  3. 掛金の補助
    新たに共済制度に加入した従業員について、「建設業退職金共済手帳」が最初に交付される際、共済証紙の50日分が国から補助されます。
  4. 掛金は損金扱い
    掛金は、全額、法人では損金、個人企業では必要経費として扱われます。
    ※資本金または出資金が1億円を超える法人の法人事業税には、外形標準課税が適用されます。
  5. 入札に有利
    公共工事の入札に参加するための経営事項審査において、建退共制度に加入し履行している場合には、客観的・統一的評価の対象として加点評価されます。
  6. 加入者還元サービス
    建退共と提携しているホテル・旅館・レンタカーなどが割引料金で利用できます。