10数年前にインターネットが普及し始め、ホームページをビジネスで活用する方が増えました。
そして今、スマートフォンが普及し、インターネット集客に転換期が来ています。
スマートフォンにしっかり対応して、集客のことを考えたホームページを作れば、今後10年は使えるでしょう。つまり、今はホームページをリニューアルする絶好のチャンスだといえます。
スマートフォンに最適化したホームページとは
このレポートでは、今の時代に求められているスマートフォンに最適化したホームページとはどういうものかについてご説明しています。
このレポートが、あなたのビジネスのインターネット集客の一助になれば幸いです。
地域でインターネット集客が可能になった
今までは地域ビジネスがインターネットで集客するというのは難しい状態でした。全くできないというわけではないですが、パソコンを使って地域名で検索している人は少なかったわけです。検索数自体が少なかったわけです。
今はどうなってきているかというと、スマートフォンユーザーはスマートフォンで検索しています。
そしてスマートフォンに対応したホームページを持てば、地域ビジネスでインターネットから集客できるようになってきているというのが最近の流れです。
地域ビジネスがインターネットで集客できるようになった理由としては以下のことが挙げられます。
- タウンページで探す代わりにインターネットを利用して地域名+○○で検索するようになりました
- Googleがマップ検索を強化しています
- 口コミの効果があります
- ツイッター、フェイスブック、ラインなどのSNSの利用者がどんどん増えています
- ソーシャルメディアからの集客ができます
- スマートフォンの普及・拡大があります
こういった理由で、地域のビジネスの集客はすごくやりやすくなってきています。
スマートフォン市場は急成長
下の図は、スマートフォン市場が急成長していることを表わしているグラフです(MM総研『スマートフォン市場規模の推移・予測(2013年3月)』)。
2014年度にはスマートフォン出荷台数比率が8割を超えると予測されています(図1)。
そして2014年度中にはスマートフォン契約数が過半数に達する見通しです(図2)。
この二つのデータから分かるように、スマートフォン市場はまだまだ伸びていきます。つまり、インターネットへのアクセスは既に半分以上がスマートフォンからですが、さらにそれより増えるということを意識していただければいいと思います。
スマートフォンユーザーの行動
スマートフォンユーザーのWebサイト閲覧時間は従来の携帯電話ユーザーの約3倍といわれています。
平均すると
- スマートフォンユーザーの1日のWebサイト閲覧時間:2時間49分
- 携帯電話ユーザーの1日のWebサイト閲覧時間:58分
となっています。
つまり、従来の携帯電話全盛の時代よりも集客できるチャンスが3倍になっていると言えます。
スマートフォンユーザーの使用目的は、主に下記の3つに分けられます。
- ブログ・SNSの閲覧
- 情報の検索
- 動画サイトの閲覧
検索サイトの閲覧時間がSNSの閲覧に次いで2番目に多いのがお分かり頂けると思います。つまり、多くの人は検索をしています。ここに、地域ビジネスにとってのチャンスがあるといえます。
スマートフォンと地域ビジネス
Googleがスマートフォンユーザー1000人(18~64 歳)に行なったアンケート(『モバイルユーザーの実態(2013年5月)』)によると
- 69%がスマートフォンで毎日検索すると回答
- 89%がスマートフォンで地域情報を検索したことがあると回答
- 79%がその結果をもとに何らかの行動を取ったことがあると回答
- 53%が月に1回以上モバイルで商品やサービスを購入すると回答
スマートフォンで検索している人、地域検索している人が多い、モノを買っている人が多いというのが分かります。
そして、スマートフォンで地域のお店やサービスの情報を検索する頻度は
- 52%が地域情報を週に1回以上検索
- 24%が地域情報を毎日検索
スマートフォンで近くのお店やサービスの情報を調べた後に取った行動は
- 7%がお店に問い合わせをした
- 54%がお店を訪問した
- 29%が他の人に情報を提供した
- 22%が商品やサービスを購入した
スマートフォンで地域情報を検索している人は、その後に行動をしているということです。つまり、「今すぐ客」が電話をしてくれる、店舗に来てくれるということです。
別の年のアンケート結果では
- 47% がスマートフォンで検索を行ったとき検索結果の最初のページのみを閲覧すると回答
これが何を意味するかというと、スマートフォンの検索では検索結果に上位表示されることが、パソコン以上に重要ということです。場合によっては、広告を出すということも必要になってきます。