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会社の本店所在地

会社設立のきほんのき:本店所在地

本店所在地とは、定款に記載する会社の住所のことです。

本店所在地は定款に必ず記載しなければなりません。定款に記載するということは、住所に変更があったら、定款も変更しなければならないということです。

定款への記載には、2通りの方法があります。

  • 市区町村まで記載
    その市区町村内の移転であれば、定款変更は不要です。ただし設立登記申請時には「地番まで記載した議事録」を作成する必要があります。
    例)「当会社は、本店を○○県○○市に置く。」
  • 地番まで記載
    移転する度に、定款変更が必要です。
    例)「当会社は、本店を○○県○○市○○町○○番地に置く。」

一般的には「市区町村まで記載」することが多いようです。

参考)登記する本店の住所は具体的な場所まで記載しなければなりません。ちょっと紛らわしいですが、そういうものと思ってください。

例)本店 ○○県○○市○○町○○番地

代表者の自宅を本店とする方も多いです。自宅が賃貸物件の場合は、賃貸契約の内容によってはできないこともあります。管理会社などに確認しましょう。自宅が自己所有であれば問題ないでしょう。

最近では、レンタルオフィスやバーチャルオフィスを利用する方も多くなってきています。
レンタルオフィスやバーチャルオフィスを利用することで、スタートアップ時の費用や毎月の費用を低く抑えることができます。