社員2人で合同会社を設立する場合は、2人の社員のうちどちらかを代表社員にすることができます。
この場合、定款で次のように定めます。
(代表社員)
第9条 当会社の代表社員は業務執行社員の互選によって定めるものとする。
第9条 当会社の代表社員は業務執行社員の互選によって定めるものとする。
設立登記の添付書類として『代表社員の就任承諾書』を作成します。
『代表社員の就任承諾書』は、代表となる社員が代表社員に就任することを承諾したことを証する書類です。
合同会社の代表社員の就任承諾書の記載例
就任承諾書
私は、令和○年○月○日、貴社の代表社員に定められたので、その就任を承諾します。
令和○年○月○日(※1)
○県○市○町○丁目○番○号
○○○○ (実印) (※2)
合同会社○○○○ 御中
※1)日付は『代表社員及び資本金決定書』などの日付と合わせます。
※2)住所・氏名を印鑑証明書の記載どおりに記入し、実印で押印します。
代表社員の就任承諾書が不要な場合
次の2つの条件を両方とも満たしている場合は、就任承諾書は必要ありません。
- 定款で設立時の代表社員に定められている
- 社員として定款の末尾に実印で記名押印している
この場合、定款に次のように記載します。
代表社員の定め
(代表社員)
第9条 当会社の代表社員は○○○○とする。
第9条 当会社の代表社員は○○○○とする。
定款の末尾の記載
以上、合同会社○○○○設立のため、この定款を作成し、社員が次に記名押印する。
令和〇年〇月〇日
有限責任社員 ○○○○ (実印)
有限責任社員 □□□□ (実印)