小さい会社がホームページを作る目的には、大きく分けて、「会社を知ってもらう」ことや「商品・サービスを売る」ことがあります。
この記事では、後者の「商品・サービスを売る」ことを目的とした集客サイトの作り方についての話をします。
集客サイトの構成
サイト構成は重要です。サイト構成(内容)とサイトの作り(デザイン)でいうと、8:2でサイト構成(内容)の方が重要です。作る方(デザイン)を重視している人がいますが、構成(内容)の方が重要です。このことをしっかり覚えておいてください。
このレポートでは、2カラムの集客サイトの作り方について説明します。
■基本は2カラムで
2カラムを基本とします。2カラムとは、ページがサイドバーとメインの内容(メインカラム)の2列(カラム)になっていることをいいます。
2カラムには、左カラムと右カラムがあります。左カラムというのはサイドバーがページの左側にあるもの、右カラムはサイドバーがページの右側にあるものをいいます。
信頼性が必要なビジネスの場合は、2カラムで作ることが多いです。
何故かというと、色々な内容を読んでもらえるようにページ移動をしやすくしたり、信頼性を高めるためです。
■ヘッダー
ヘッダーには、問い合わせ先の電話番号、受付時間などを載せます。問い合わせフォームへのリンクを貼ることもあります。
電話番号は、文字を大きくしたり、色を付けたりして目立たせます。
■グローバルナビ
グローバルナビというのはヘッダーの下のメニュー項目の並びのことです。
メニュー項目は、1行に収まるようにするのがいいです。
お客さんに見てもらいたいページ、お客さんが興味あるであろうページ、お客さんが申し込みをする時に判断材料とするものをこのグローバルナビに入れます。
基本的なグローバルナビの項目としては、ホーム、選ばれる理由、メニュー・料金、お客様の声、アクセス、お問い合わせなどがあります。アクセスは来店型店舗の場合は必ず入れるようにします。
特にこれを見てもらいたいというページがある以外は、この6つでいいです。
■サイドバー
サイドバーは常に表示されるので、様々な情報を載せます。載せる情報としては、
見てもらいたいページのバナー、キャンペーン情報、プロフィールや地図などがあります。
■メインカラム(トップページ)
トップページのメインカラムは、ランディングページのようにします。これが申し込みや問い合わせを多くするコツです。
ランディングページというのは、通販のサイトのように縦長のページのことをいいます。本来はそういう意味ではありませんが、申込をしてもらうための縦長のページをランディングページということがあります。
ランディングページのようにするのは、スマートフォンでは基本的にランディングページのようにした方が反応を取りやすいという理由からです。
スマートフォンの場合、訪問者がいろいろなページを見てくれることは少ないと言われています。ページが見づらいと、すぐに離脱して他のサイトに行ってしまうという傾向もあります。
パソコンの場合も、申込をしてもらうようなページの場合は、2カラムであっても長いサイトの方が反応がいいので、そんな感じで作るのがいいと思います。
「長いサイトは読まれないのでは?」と思うかもしれません。実際はそんなことはありません。訪れた人にとって興味があることが書かれていたら読まれます。
興味があるというのは、自分が抱えている問題や悩みの解決方法が書いてあったり、自分の欲求や願望を満たすための方法やヒントが書いてあるということです。長さは関係ありません。
情報をなるべく出して、見ている人の不安を取り除いて、トップページだけで申し込んでもらうということを意識してください。
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