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建設業許可を取得するための3つのポイントとは?

神奈川県川崎市の会社設立・起業支援センターです。

建設業許可を受けるための6つの要件があります。

6つの要件についてはこちらを参照してください。

建設業許可を取得するためのポイントは、次の3つの要件を満たしていることを証明するための書類を用意できるかどうかです。

  1. 経営業務の管理責任者がいること
  2. 専任技術者を営業所ごとに置いていること
  3. 請負契約を履行するに足る財産的基礎または金銭的信用があること

以下で、それぞれのポイントについて解説します。

1.経営業務の管理責任者がいること

経営業務の管理責任者になるための要件は2つあります。

  1. 常勤していること
  2. 法人の役員又は個人事業主等として建設業の経営業務を管理し、執行した経験があること
    • 申請業種と同じ業種の経験にあっては5年以上
    • 申請業種と別の業種の経験にあっては7年以上

これら2点を証明する資料として、以下のものが要求されます。

  • 経営業務の管理責任者の常勤性を裏付ける資料
  • 経営業務の管理責任者の経験を裏付ける資料

この内、経験を裏付ける資料を集めることができるかどうかが、建設業許可を取れるかどうかの一番大きなポイントです。

2.専任技術者を営業所ごとに置いていること

一般建設業許可の専任技術者になるための要件は2つあります。

  1. 常勤していること
  2. 次のいずれかに該当すること
    • 工業高校、大学等の所定学科を卒業後、高卒で5年以上、大卒で3年以上の実務の経験を有する者
    • 10年以上、申請業種に関する実務の経験を有する者
    • 土木施工管理技士、建築士等の国家資格を有する者

この内、実務の経験があることを裏付ける資料を集めることができるかどうかが、建設業許可を取れるかどうかの二番目のポイントです。

3.請負契約を履行するに足る財産的基礎または金銭的信用があること

一般建設業許可の場合、下記のいずれかを満たす必要があります。

  1. 直前の決算で貸借対照表の純資産合計の額が500万円以上であること
  2. 金融機関が発行する500万円以上の預貯金残高証明書があること

会社のお金として500万円以上あるかどうかが、建設業許可を取れるかどうかの三番目のポイントです。

まとめ

上で述べたように、建設業許可を受けるためには、満たすべき6つの要件があります。

6つの要件についてはこちらを参照してください。

建設業許可を取得することを考えるならば、まず6つの要件の内、次の3つの要件を満たしていることを確認してください。

  • 管理責任者
  • 専任技術者
  • 財産的基礎または金銭的信用

そして、これらの3つの要件を満たしていることを証明する書類を集めることに取りかかるようにしてください。

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