会社設立で知っておきたいポイント:起業する上でインターネットを活用するために必要なこと
今ではどんなビジネスをするにもインターネットを活用することが当たり前になってきました。
インターネットを活用すると言っても、自社のホームページを持ったり、SNSを利用する方法があります。
ここでは、自社のホームページを持つことに焦点をおいて解説します。
自社のホームページを持つには、最低3つのことが必要です。
- インターネットサービスプロバイダ(ISP)と契約する
- レンタルサーバーを借りる
- ドメインを取得する
1.インターネットサービスプロバイダー(ISP)との契約
インターネットに接続するには、まずインターネットサービスプロバイダー(ISP、単純にプロバイダーともいいます)と契約しなければなりません。
おそらくあなたも既に契約していることでしょう。会社を設立する場合は、会社として契約するのが一般的です。
2.レンタルサーバーを借りる
自社専用のホームページを開くには、レンタルサーバーとの契約が必要です。
レンタルサーバーには共用サーバーと専用サーバーがあります。
共用サーバーとは、他の会社と1台のサーバーを共有するものです。たとえて言うなら、貸しビルの一室を借りるようなものです。
専用サーバーとは、1台のサーバーを自社で専用に利用できるものです。上に倣って言うなら、貸しビル一棟を借りるようなものです。
コスト的には共用サーバーの方が安く抑えられます。最初から1日あたりのアクセス数を何万も見込んでいるのでなければ、共用サーバーで十分です。
ビジネスでやる以上、格安を売りにしているレンタルサーバーは避ける方が良いでしょう。
レンタルサーバーはホスティング会社と契約します。
つまり、プロバイダとは別の契約が必要です。
レンタルサーバーについてはこちらを参考にしてください。
> 起業におすすめのレンタルサーバー
3.ドメインを取得する
ドメインとはインターネット上の会社の住所です。独自ドメインとは、自分専用のドメインのことです。
ドメインは自分の好きなものをつけることができます。早い者勝ちなので、既に使われているものは使えません。
ドメインを取るには、レンタルサーバーと一緒に取る方法とドメインの取得をサービスしている会社で取る方法があります。
簡単なのはレンタルサーバーと一緒に取る方法です。設定も簡単にできます。
かと言って、ドメイン取得サービス会社でとっても難しくはありませんが、設定に余分な手間はかかります。
ドメイン取得サービス会社についてはこちらを参考にしてください。
> 起業におすすめのドメイン管理会社
独自ドメインの例
- toyota.co.jp(トヨタ自動車)
- sony.co.jp(ソニー)
ドメインは、世界中で一つしか存在しません。
インターネットが普及し出した頃は間借りホームページも多かったですが、今は独自ドメインを取ってホームページを開くことが一般的です。
間借りホームページの例
- www.abcisap.ne.jp/~magarihp
~(チルダ)がついたのは間借りホームページです。
独自ドメインのホームページの例
- www.toyota.co.jp(トヨタ自動車)
- www.sony.co.jp(ソニー)
wwwはworld wide web(ワールドワイドウェブ)の略です。world wide web上にあるサーバーという意味があります。ホームページを表わすために使われることが多いです。