さくらのレンタルサーバのAIを活用した迷惑メールフィルタ

さくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ」では、以下の2種類の迷惑メールフィルタ機能があります。

• 高精度迷惑メールフィルタ
• 簡易迷惑メールフィルタ

どちらも無料で利用でき、メールアドレス単位でどちらを適用するかを指定することができます。

迷惑メールフィルタとは、迷惑メール（スパムメール）の疑いのあるメールを自動的にサーバー上で検知する機能です。

このページでは、高精度迷惑メールフィルタについて解説しています。

「高精度迷惑メールフィルタ」は、AIを活用してサイバー攻撃などの脅威を予測・検出します。

リアルタイムでのフィッシング検知やふるまい検知によるマルウェア対策など、脅威を検出および阻止する機能を搭載しています。

高精度迷惑メールフィルタの特徴

人工知能（AI）と、14億を超えるメールボックスの統計データ、人によるリアルタイムのフィードバックを組み込んだ予測型メールセキュリティソリューションです。

精度の高い迷惑メールフィルタリングを実現し、以下の特徴があります。

1. リアルタイムでのフィッシング検知
2. ふるまい検知によるマルウェア対策
3. 誤検知メールの修正

1.リアルタイムでのフィッシング検知

世界中で毎日スキャンされる1,000億通以上のメールに対して、AIを利用して攻撃のコンテキストを分析し、機械学習によって攻撃パターンを把握することでリアルタイムにフィッシングを検知します。

2.ふるまい検知によるマルウェア対策

悪意のあるコードだけでなく、悪意のある行動も分析する予測的な技術が使用されています。添付ファイルやメール本文だけでなく、メールの送り方やヘッダなどからふるまい（行動アルゴリズム）を検知し、マルウェアを送るメールをブロックします。

3.誤検知メールの修正

Vade社宛てにお客さまから申告いただいた誤検知メールの内容が、Vade社の脅威判定アルゴリズムに反映され、継続的な迷惑メール自動検知技術の向上に繋がります。

対象プランと利用可能数

「さくらのレンタルサーバ」の全プランで利用できます。

ただし、プランによって利用できるメールアドレスの上限数が定められています。